MENU

【唯一無二の“ラーメン”】武蔵屋食堂

 素ラーメンの誕生は70数年前、昭和30年頃に「武蔵屋食堂」にて、2代目が日持ちする中華麺に合う料理として考案したのが始まりだ。

 その要は昆布とカツオで丁寧にとったうどん出汁。「出汁の取り方次第で、麺との絶妙な旨さの絡みが変わります。いちばん気を使うところです」(店主・吉村泰行さん)。素とは「素材が持つ本当の味」なのだ。出汁には独特の甘味があり、これが中華麺と絡むと見事な“ラーメン”の味に昇華するのである。
 
 具も絶妙だ。天かす、カマボコ、ネギはうどん、そしてモヤシはラーメンだが、これが“ラーメン感”を演出する。コショウをかけて食すのが流儀で、ひと口啜ると、天かすの脂とあの出汁が、鳥取県産小麦の旨味が分かる自家製麺とも絡んで、“心地よい”ラーメンが味わえるのだ。 
 
 濃厚スープやマシマシ具・ワシワシ麺とは別世界、気が付けば麺がもうなくなりかけている。これは“沼る”ラーメンなのかもしれない。

素ラーメン(550円)。出汁の甘い香りも素ラーメンの特徴のひとつ。食べ方はコショウをかけるのがポピュラーだが、実は一味で、うどん味にするのもイケるのだ。
ラーメンだけに「トッピング」もOK。和出汁だけにワカメや天ぷらとは好相性。

INFORMATION

住所

鳥取県鳥取市職人町15(MAP)

TEL

0857-22-3397

営業時間

10:30〜21:00(15:00からは居酒屋全メニューも加わる)

※月曜は15:00まで

定休日

日曜、祝日

公式サイト

https://6348.jp

お一人様利用

可

団体利用

可(確認)

支払い方法

現金
QR決済(PayPay)

食堂の雰囲気もたっぷり、趣のある店構え。15時からの居酒屋の情報も出ているのだ。
創業は明治45年(1912年)、鳥取市内の超老舗店だ。丼ものも人気があり、牛カツを使う「上カツ丼」は特製あんがかかる武蔵屋オリジナル。ハーフサイズの「半素ラーメン」と味わいもオススメだ。15時からは焼き鳥や日替わり一品が揃い、居酒屋としても営業。地酒「弁天娘」なども飲める。
目次